【元自動車保険会社員が教える】ロードキルの場合保険は使える?

皆さんこんにちは!皆さんはロードキルという言葉を知っていますか?

野生動物が車に轢かれたり、側溝等の道路構造物に落ちたりする死傷事故を、「ロードキル」といいます。簡単に言うと車で動物を轢いてしまうことです。
アウトドアが好きな方はわかると思いますが田舎道では案外多いロードキルは多い事由となっています。

そのため今回はロードキルにあった場合保険はどうなるのかまとめてみました。

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一般的に自動車保険を使うのは、事故に遭ったときです。
しかし事故にも様々あり、自損事故や自動車同士の事故だけとは限りません。
例えば、シカ等の比較的大きな野生動物との衝突事故に遭い、ケガや車両の破損をおった場合、保険による補償を受けることはできるのでしょうか?

ロードキルはどのくらい発生しているの?

そもそもこのロードキルって、どれくらい発生しているものなのでしょうか?

とある情報サイトから調べた所、高速道路内で発生したロードキルは1年間で14,700件と公表されています。
ただし、この情報は西日本だけの統計となっています。西日本で約14,000件のため全国ではかなり事故が発生しているとわかりますね。

ロードキル自動車保険は使えるか?

ロードキルによって車両を破損したりガードレールやカーブミラー等を破損したり、という事故も実際にあります。

しかし野生動物には飼い主はおらず損害賠償を求める相手方が存在しないため、ロードキルは自損事故として扱われることになります。

つまり、ロードキルでも自損事故による補償が含まれる車両保険であれば、車両破損についても補償を受けることができます。

また、破損させてしまったガードレール等の修理代についても、対物賠償保険による補償を受けることができます。同時に避けようとして対向車に衝突したり、人に怪我を負わせてしまった場合も対物賠償保険、対人賠償保険から保険金が支払われます。

つまり、ロードキルにも十分に自動車保険で対応できるということです。

アウトドアが趣味である方や自然の多いエリアでの自動車の運転をする機会が多い方は、自損事故での補償が備わっているか自動車保険の内容を確認しておきたいですね!

飛び石はどうなる?

ロードキル以外にも、誰に損害賠償を求めていいのか分からない事故に「飛び石事故」があります。

飛び石事故とは、前を走行する車のタイヤにぶつかった砂利が飛んできて、フロントガラス等に傷を負うような事故です。仮に飛び石の発生元が特定できたとしても、相手方からの補償を受けることが難しいと言われています。

そのため、自分の自動車保険を使って修理を行うケースが多いです。加えてこの飛び石事故は等級ダウンの対象とされていますので、保険利用には注意をしましょう。

いかがでしたか?今回はロードキルについてでした。万が一動物を轢いてしまった場合は道路緊急ダイヤル(#9910)で動物の死体を運んでくれるので覚えておいた方がいいですね!