【実体験】9月1日は防災の日!防災グッズは何が必要?

皆さん、9月1日は「防災の日」です。

 

防災の日」は、1960年に、内閣の閣議によって制定されました。
9月1日の日付は、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんだものだそうです。どうやら、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められているのだとか。

 

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そんな防災の日ですが、災害にあった時の備えは何を用意していますか?

今回は、実際に2016年4月に起きた熊本地震で被災した経験を基に、備えて欲しい防災グッズの紹介をします。

 

1、水

まず最初に、 必ず用意して欲しいのが『水』です。水がないと、飲料やトイレ、お風呂にも困ることになります。

食品でも、カップラーメンや湯煎式のレトルト食品がある場合は食べれなくなってしまいます。

 

もちろん自衛隊給水車が水を届けてくれますが、水が必要な方は他にも沢山いるため長時間並ぶ必要があります。
加えて、並んだからといって給水車に積んである水がなくなればそこで終了です。

 

ちなみに、私が最初給水車から汲んだ水は濁っており飲料水としては使えませんでした。
しかし数日経つと、非常用飲料水袋という透明な袋に綺麗な水が入った状態で貰いとても助かった思い出があります。

 

↓貰ったのはこんな感じの袋でした。

 

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 非常時は必ず綺麗な水が手に入るとは限らないため、いつも多すぎるくらいの水を保管しておくと良いですね。

 

2、汗拭きシート

次は、汗拭きシートです。気温が高い時期に被災すると少し動くだけで汗がにじみ出てきます。
また、断水やガスが通っていないとお風呂も使えないためしばらくはお風呂なしの生活になり、体の汚れや体臭が気になってしまいます。 

 

そんな時に使ったのが汗拭きシートです。お風呂に入った時のようなさっぱりとした爽快感はありませんが、拭いた時は心地よかったです。匂いは無臭が匂いに敏感な人にとっては嬉しいですね。

 

大きなサイズだと一枚で体全体を拭くことができるので大きいサイズの汗拭きシートをおすすめします。
また、汗拭きシート単体だと体のみになるため水のいらない『ドライシャンプー』を用意しておくとより安心です。

 

 

3、ビニール袋

次はビニール袋です。ビニール袋は防寒対策や雨が降った時の水分確保に使えます。

まず、防寒対策ですが
夜などの寒い時に袋の底に頭が入るくらいの大きさの穴を開けます。穴をあけて、反対の口からかぶると保温効果があり、暖かく過ごせます。(イメージはポンチョのような感じです)

 

災害時は電気も通らない可能性もあり、自宅に荷物を取りに行けないこともあります。
最初から毛布を防災グッズに加えておくことも良いですが、嵩張ってしまうのであまりお勧めはできません。

 

次に雨が降った時の水分確保ようです。
用意した水がなくなりそう、残りは飲料用として取っておきたい。そんな時に天候任せになりますが、少しでも雨水を集めることで水問題が解消するかもしれません。

 

ダンボールなどの箱にビニール袋をセットし、そのまま、外に放置すれば多少は水が集まります。イメージはこんな感じです。

 

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ちなみに、私は集めた水をトイレ用に使いました。
雨水なので飲料用には使えず、天候に左右されるため必ず使える方法ではありませんが、覚えていて損はないと思います。

 

 

4 、自転車

最後は自転車です。これは災害後、移動手段として毎日使っていました。

 

車も持ってはいたのですが、地震によって倒壊した建物の瓦礫などが道路に散乱し、車が走れるスペースはあまりなかったので車は使いませんでした。

大きな道路も、自衛隊の車や救急車が頑張って駆けつける中交通の妨げになると思い自転車で主に食料調達をしていました。

 

重い水の調達や、自転車では遠すぎる場所に行く時は車を使いましたが、ガソリンスタンドも営業をしていなかったためガソリンを減らさないようにしていました。

 

被災時の自転車に乗っていた時間は今までの中で1番多かった気がします。
気分はロードレーサーでした😁

 

どうでしたか?
今回は防災グッズについてでした。
どうしても、防災グッズ=食料品や懐中電灯などに目が行ってしまいますが、必要なものは結構ありますね。

私の経験が地震で被災した時を元にしているので、地震の防災を中心にした記事になりましたが、他の災害でも必要なものはほとんど同じではないかと思います。

この内容が皆さんの防災に対しての備えに役立つと嬉しいです。