寝違え対処方法|痛みを軽減する冷やし方と湿布の使い方

皆さんはこれまでに寝違えたことはありますか?

私はつい最近も寝違えました。
起きた時であったり仕事中に寝違えているととっさに振り返ったりすると痛いし、動かし辛いしで一日ブルーになります。

 

首が気になって仕事の効率も下がってしまいます。

 

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今回はそんな寝違えた時の対処方法についてまとめてみました!

 

「寝違える」ってなに?

そもそも「寝違える」とは何でしょうか?

「寝違え」とは首の周囲の筋、腱、筋膜などの急性炎症の総称です。

一般的な症状としては朝起きたときに、首を動かすと強い痛みや頭痛や背中まで痛む場合もあります。

 

寝違えが起きる原因として睡眠時の姿勢にあると言われています。

寝ている場所が狭かったり、枕が合わなかったりと長時間にわたって無理な姿勢を取ることで、首や肩の筋肉が圧迫されて筋肉の一部の血行が低下することや、

枕の高さがあっていないことで首の骨に負担がかかり、椎間関節の関節包や靱帯じんたいに炎症が生じることなどが原因と考えられています。

 

寝違えた時の対処方法

寝違えの痛みは時間が経つと落ち着いてくるので、何も対処せずにそのままにしているという人もいると思います。
確かに放っておけば徐々に治るものがほとんどですが、1~2週間経っても痛みが治まらない、頻繁に寝違える場合は病院できちんと診てもらいましょう。

 

患部を冷やす

寝違えた時に迷うのが、冷やすのか? 温めるのか?です。

ひどい痛みがあるまたが熱もっている場合などであれば、まず冷やしましょう。多少は痛みが和らぐので、保冷剤をタオルで巻いて痛みのある部分に当てて冷やしましょう。

 

 

しかし腫れや痛みがひいたら、今度はあまり冷やしすぎないようにしましょう。冷やしすぎると逆に筋肉が縮少してしまうので注意してくださいね。

 

湿布を使う

痛みを抑えるために湿布を使うのも効果的です。
仕事に早く行かなければならない時、移動中は貼っておいて着いたら剥がすと良いですね(湿布の匂いが強いのでそこは大変ですが…)

しかし、湿布を貼ったことによって直ったと勘違いして動かしすぎるのはNGです。

 

楽な位置から首を動かさない

寝違えは炎症、ケガをしているのと同じです。なるべく動かさないよう安静にしてください。

休日であればベットでゆっくりしつつ患部を冷やしておくのが一番ですね。お仕事中であれば椅子に首を傾げて楽にしておきましょう。

 

NG行動

では逆に寝違えたときにとってはいけない行動は何でしょうか?

 

首を温める

首の寝違えがある時は、炎症部分を温めてはいけません。

じっくりお風呂に浸かることやカイロなどで温める行為は、身体の血流を良くするなど良い面もありますが、首の寝違えは強い炎症や腫れがあるため、温めてしまうと炎症反応が増幅され、悪化する恐れがあります。

腫れが無くても、身体の見えないところで炎症を起こしているケースもあるので、寝違えた当日は血液の循環を促すような温める行為は避けましょう。

そのためお風呂に入る時は、出来るだけ湯船には浸からずにシャワーのみにし、入浴を控えるのが望ましいです。

 

上の対処方法でもお伝えした通り、寝違えてすぐは冷やし安静にすることを意識してみましょう。

 

首や肩のストレッチやマッサージ

寝違えが起きると、痛みのある部分をマッサージやストレッチをして緩和したくなりますよね。

 

しかし、ストレッチで首の筋肉を伸ばすと血行が良くなるので炎症を広げてしまう可能性があります。

寝違えの痛みがしっかりと治まるまでは、首をグイグイ揉んだり、首の筋肉を伸ばすようなストレッチは控えましょう。

 

また、寝違えが治ったか確認するために頻繁に首をひねる行為も悪化につながるため、できるだけ安静に保つようにしてください。

ネット上で紹介されているツボを押すことによって痛みが軽減する場合もありますが、ツボを押す治療は専門家にしてもらうことが安心ですね。

 

最後に

どうでしたか?今回は寝違えた場合についてでした。

最近よく寝違えるようになっていたので歳のせいかな…と考えたりしています。

皆さんも寝違えには注意してくださいね!