2021年からのセンター試験はどうなる?

今年のセンター試験おつかれさまでした

試験の準備をした方、受験された方、受験生を応援した方と色々あるかと思いますが
無事に終わりましたね

そんなセンター試験ですが従来通りの内容は今年が最後となっています
2021年からはどうなるのか?について今回はまとめました


 

 

 

そもそも、なぜセンター試験は廃止されるようになったのでしょうか?
理由としてはこれからの社会では暗記や知識の量だけでなく、自ら発見し答えや新しい価値を見出す力が重要になるということから

暗記だけではなく、思考力や判断力表現力を重要視したテストに変わることになりました。
名称も「センター試験」から「共通試験」へと変わるようです

 

これからのことを考えて試験内容を変更しているんですね!

  • どのように変わるの?

今後の試験傾向について簡単にまとめると、より一層思考力や判断力が必要なテストになると言われています。
日常生活や社会との関わりの問題や、文章や資料をあわせて考察する問題などを出すようです。

おそらくですが時事問題系統が出てくる可能性があります

しかし、解答に必要な資料を見つけ、読み解いて解答をするという工程が必要になります
そのため、今まで以上に解答時間がかかるため試験時間に関しての話し合いもされています。

  • 2021年から配点や難易度はどうなる?

普通のテストでも選択問題よりも思考問題の方が配点は高くなります
そのことは来年からの共通試験でも適用になるようです

 

例えば英語でいうと
センター試験では発音や文法、読解力などを問うリーディングが200点、聞く力を問うリスニングが50点でした。

これに対し、共通試験は読む力の測定に特化した「リーディング」と、「リスニング」の配点がいずれも100点で同じ扱いになります。
リスニングの配分が2倍になり逆にリーディングでは1/2になります。


また、国語や数学①の場合は
マークシート式問題とは別に記述式も出てきます。

国語は現代文のみで記述式が出てきて解答字数は大体80~120字程度を上限にしたものとなります。
試験時間は80分から100分に延長されます。

 

数学①の記述式問題は、計算式等を記述する問題が出題されます。試験時間は60分から70分に延長されます。

結果から言うと全体的に読解力を問う設問が増えることから難易度は上がると言われています。


どうでしたか?今までは対策として、以前のセンター試験内容を反復と言われていましたが
記述式の対策は難しくなりそうですね💦