皆さん7月7日といえば七夕ですね。
しかし、7月は梅雨時期なので雨や曇がとても多く、晴れる日がとても少ない時期になっています。
七夕は織姫と彦星が天の川で会える日となっていますが、雨が降ったら二人は会うことができないのでしょうか?
今回は雨の七夕について調べてみました
七夕の由来
七夕の由来は、
「天帝」という、空でいちばん偉い神様がいます。その天帝には娘がいて、美人で機織りの「織姫」という娘です。
その織姫は、天の川の西側に住み、神様たちの着物を織ることを仕事としていました。
天帝は、織姫をとても自慢自慢に思っていましたが、仕事に一生懸命で男性と出会うこともありません。
そんな織姫をかわいそうに思った天帝は、娘に似合いの青年を探していたところ見つけたのが「彦星」です。
彦星は、天の川の東となる対岸で、牛の世話をしながら畑仕事をし、真面目に仕事をしている働き者でした。
その彦星を織姫に合わせたところ、二人は恋をしてやがて結婚したのです。
二人はとても仲の良い夫婦になったのですが、楽しさにかまけてお互い働くことやめ毎日遊んで暮らしていました。
その結果、織姫が織らなくなったので、機には埃が積もりやがて神様たちの着物はすりきれてぼろぼろになっていきます。
彦星も、畑は荒れ、牛の世話をしなくなったため牛はやせ細り、病気になってしまいました。
これに怒った天帝は、二人を広い天の川の東西の両岸に引き離してしまったので、お互いの姿を見ることができなくなりました。
しかし、引き離したところで二人は悲しみのあまり毎日泣き暮らします。
困った天帝は、「二人が毎日まじめに働くなら、毎年7月7日の夜に会わせる」と約束しました。
その言葉に織姫と彦星は、一年に一度の七夕の夜に会えることを楽しみにして心を入れ替え、
織姫は美しい機を織るようになり、彦星も一生懸命牛の世話や畑を耕し豊かな実りをもたらしたのです。
これが七夕の由来です。
雨の七夕に織姫と彦星は会えない?
言い伝えでは、七夕に雨が降っても「かささぎ」という鳥の群れが橋を作って、織姫と彦星を会わせてくれるという言い伝えもあります。
この鵲という鳥はフィクションの動物ではなく、カラスの仲間であり日本全国に生息しているらしいです。
七夕=雨の日というイメージがあり天の川を中々見ることはできませんが、雨の日でも織姫と彦星が会えると知ってなんだか安心しました!