Amazonオリジナルのリーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1の紹介です。
元軍人の屈強な男性が正義のために動くアクション系のドラマです。
リーチャー ~正義のアウトロー~シーズン1とは
退役した元軍の警察官ジャック・リーチャーは身に覚えのない殺人容疑で逮捕される。そして自分が汚職警官や怪しいビジネスマン、策謀をめぐらせる政治家などがひしめきあい、命も落としかねない陰謀のまっただ中にいることを知る。ジョージア州マーグレイヴで起きていることを解明するしかない彼にとって、頼れるのは自分自身の頭脳だけ。リーチャー・シリーズのシーズン1は、国際的なベストセラー作家リー・チャイルドの著書『キリング・フロアー』がもとになっている。
登場人物
ジャック・リーチャー
元軍警察官で、多くの受勲歴を持っている人物。
除隊後には家も車も電話も持たず、年金で放浪している。
音楽ファンであり、ジョージア州マーグレイブを訪れたのもブルース歌手の聖地巡礼のため。非常に目立つ体格をしており手錠や普通の服が入らないシーンも。
その体格が災いし殺人犯に間違えられて逮捕された。「正確さは重要だ」と相手の発言を訂正する時がある。
オスカー・フィンリー
地元警察の警部。ハーバード卒だがボストンを離れてマーグレイブへ赴任。
北部訛りや、やや難のある性格のため地元住民からは「よそ者」として馴染めていない様子。
人柄は良くないが、事件解決のためリーチャーと行動を共にすることになる。
ロスコー・コンクリン
地元の巡査。リーチャーに対して好意的。
先祖代々マーグレイブの住民だが、幼いころに両親を失い、警察官のグレイに育てられた過去を持つ。
一見冷静な行動をするが、時に感情の制御ができず行動することもある。
リーチャー、フィンリーと事件の捜査を行う。
クライナー
実業家。5年前にセントルイスからやってきて町が繁栄するきっかけとなった。
地元民からは尊敬され父親のような存在となっている。
グローヴァー・ティール
町の市長。
モリソン署長が事件の犠牲になった後に臨時の警察署長に就任。
クライナーとは協力者であり、クライナーを嗅ぎ回るフィンリーとロスコーに圧力をかける。
ジャスパー
検視官。
田舎町であるため殺人事件は未経験でこれ以上の殺人が起きないことを祈っている。
頼りない印象だが、彼の専門知識が役に立つときも。
ニーグリー
私立探偵。
リーチャーが軍に所属していた際の部下にして友人。リーチャーの依頼でメンフィスでの調査業務を引き受ける。
各話STORY・ネタバレ
第一話:マーグレイヴへようこそ
田舎町マーグレイヴに辿り着いたリーチャーは、ダイナーでピーチパイを頼むも、駆け込んで来た地元警官に殺人容疑で逮捕されてしまう。
リーチャーの所持品は現金212ドルとパスポート、古い勲章に歯ブラシのみ。
過去の犯罪履歴などを確認するもリーチャーは、運転免許証や住宅ローン等の記録ゼロ。
警部のフィンリーから会議室に通され、ハイウェイで9ミリ弾2発を近距離から後頭部に受けた遺体が見つかった件について聞かされる。事件の起きた後、現場付近にリーチャーと似た背格好の人物がいたという情報があり、この殺害の容疑がかけられている様子。
話を少し聞いただけで、リーチャーは3人組の仕業とし、犯人像について話し始める。
- 1人目:銃に詳しく殺す方法を熟知してるプロ
- 2人目:死体を痛めつける異常者
- 3人目:恐怖から死体を雑に隠そうとしたプロでも異常者でもない大男
ハイウェイで歩いているところを目撃された大男というのは本人だと認めますが、
死亡推定時刻にバスに乗っていたということが証明されるまでは勾留されることになった。
また、フィンリーとロスコーは
被害者の靴の中あった電話番号から番号の持ち主であるポール・ハブルのところへ向かう。
銀行員のハブルは窓の外に不審な車を目にした途端自分が男を殺したと自白する。被害者の名前を確認しようとするも、とにかく自分がやったの一点張りで情報を離さず怪しさしかない。
疑いを持ったフィンリーが凶器や殺害方法でカマをかけると引っかかっている。ハブルやってもいない殺人の罪を被ろうとしているのだ。
結局自ら犯人だと話しているハブルとリーチャーまで巻き添えで再度手錠をかけられてハブルと揃って刑務所に収容される。
刑務所の中で、自白をした経緯についてハブルは話し始める。厄介な連中から資金運用を無理矢理手伝わされていて、もしヘマをしたら悲惨な目にあうと脅されているのだそう。一方その頃、警察署ではリーチャーの軍での記録が届き、あらゆる勲章を受章されたエリートだった事が発覚。そして監視カメラ映像からバスに乗っていた証拠も上がった様子だった。
これ以上巻き込まれたくないと釈放されてすぐにこの町から出るつもりだったリーチャーだったが、別の死体が最初の現場近くから見つかる。
遺体安置所に一緒に出向いて法医学的な捜査報告を聞く中で、被害者はゴムアレルギーで防護服を着た加害者と格闘になった際にアレルギー反応で指先が腫れ上がったこと、歯の治療歴、幼少期における骨折などをスラスラと話し始めるなんとこの被害者はリーチャーの兄であるジョーだったのだ。
リーチャーは関わった人間を見つけて全員殺すと決意する。
第二話:初めてのダンス
苛立ちながら止めるのも聞かずハブルのもとへ行くリーチャーをパトカーでの堂々と尾行するロスコー。
ハブルの自宅につくも不在のため妻(シャーリーン)が応対してくれることに。
夫を刑務所で助けてくれたリーチャーを歓迎するも、ハブルの電話番号が書かれた紙について尋ねると隠している様子。
娘二人の紹介を聞いて何か思い至ったリーチャー。
彼は何故自分が刑務所で狙われたのかについて、普段眼鏡をかけていたはずのハブルが囚人に眼鏡を壊されていたのに対し、逆に相手のサングラスを奪ってかけていた。
そのため『眼鏡の男を殺せ』という指示を受けていた囚人はハブルを狙うはずだったがリーチャを襲撃されたと推測する。
つまり本当に狙われていたのはハブルだった。
翌日、新たな情報がないかと警察署に行ってみると今度はモリソン署長が殺されたと聞かされる。
惨殺されていたモリソン署長は、ハブルが脅されていた手口と同じ状況で殺されていた。このことから、モリソンはハブルを狙う連中に協力していたと分かり、他にも署内で容疑者がいる可能性がある。
警察署長まで殺されているとなれば、既にハブルも殺されているはずだと考えるリーチャーはロスコーとハブルの自宅へ。シャーリーンが取り乱した様子で昨日から帰っていないと訴えられる。
ハブル宅にはロスコーが残り、リーチャーはフィンリーと合流して、新署長として演説中のティールと町民のやり取りクライナーの動向を観察する。
ティールはハイウェイの事件と今回の事件の関連性は無く、警察署長が殺された事件を優先して捜査すること、これまで逮捕された犯罪者の逆恨みだ、とフィンリーに命令するティール。
疑われないよう言う通り警察署長の件だけに専念しているフリをすることに。
事件が解決するまでハブルの妻子を保護する必要があると考え、フィンリーは友人のFBI捜査官であるピカードにお願いする。
手掛かりをつかむためリーチャーは口八丁で刑務所で指示したと思われる人物(スパイヴィー)を呼び出すも、向こうも待ち受けており結局情報は聞き出せず。
場所は変わってジョーが乗っていたレンタカーを調べていたロスコーとフィンリー。その中で、ジョーの所属はシークレットサービスだったと判明する。
リーチャーとロスコーは一息つくため、町から離れた酒場へ行く。
その中でフィンリーの前任者であるグレイは亡き両親の親友だった人で、ロスコーをいつも面倒をみてくれていた第2の父親的存在だったこと・1年ほど前にガレージで首吊り自殺をしたのだという話をする。
一夜明けて町に戻ると、ロスコーの自宅のドアはこじ開けられており「近いうちに会おう」というメッセージがあった。
第三話:スプーンいっぱい
リーチャーはロスコーはグレイから譲り受けた銃を受け取った。
フィンリーから連絡が入り、2人目の被害者はピート・ジョブリン。
サウスフレイト運輸のトラック運転手だと判明する。
ジョブリンの唯一の犯罪歴は、2018年にジャクソンビルでの交通違反が治安紊乱行為とみなされ逮捕されたことだけ。だが、大手法律事務所の弁護士ザガライアス・ペレスが彼を弁護したことで、その件は無罪となったようだ。だがただのトラック運転手に大手弁護士を依頼することができるのだろうか。
疑問に思ったリーチャーは弁護士ぺレスを脅迫し、ジョブリンの資料を入手。
そこでサウスフレイト運輸はクライナー工業と契約していて、彼の弁護費用はクライナーが支払っていたことを知る。
その後、兄ジョーの同僚であったモリー・ベス・ゴードン特別捜査官から連絡が入り、ジョーがアメリカ国内全ての通貨偽造を徹底的に摘発のため、極秘に捜査していたことが分かった。
リーチャーとフィンリーはクライナーから直接話を聞こうと向かうが、捜査をやめるよう脅される。その後フィンリーはハブルが働いていた銀行を調べ、彼が1年前に退職していたことを知ったのだった。
ところ変わってリーチャーはスパイヴィーの居場所を知るためバーへ行き、ヒスパニック系の傭兵たちと共に既に街を出ていったことが判明。
帰りの中襲われそうになったリーチャー。先手を打って彼らを撃退し、彼らの車のトランクからスパイヴィーの死体を発見する。
第四話:木の中
リーチャーとロスコーは、今の警察署内に信頼できる人物がおらず、邪魔されることを恐れてスパイヴィーたちの死体を秘密裏に処理した。
翌日。
ジョブリンの家を訪ねてきたリーチャーたちに、妻ジョディは「エアコンを輸送する仕事をしていたが、運ぶ数を誤魔化して大金を得ていた」と告白し、それが原因で殺されたのだろうと話す。リーチャーは、ジョブリンが運んでいたのはエアコンではなく、
クライナーが南米で作らせた偽札ではないかと推理する。
その後、ピカードからジョーが泊まっていたモーテルの住所を教えてもらい、リーチャーたちはジョーが隠していたメモを発見した。しかしその直後、ヒスパニック系の傭兵2人が襲来。リーチャーたちは彼らを撃退し、フィンリーと廃屋にて合流。
メモには「1つから多数へ(オペレーション、エ・ウヌム・プルリブス)」、その次に3つの番号とハブルの番号、「ジョブリンの車庫、グレイのクライナー関連資料」と記されていた。
3人で手分けして3つの電話番号を調べた結果、以下3名のものであることが判明。
- プリンストン大学の経済学教授ウィリアム・ブライアント
- コロンビア大学の経済学教授ステファニー・カスティーリョ
- 合衆国環境保護庁のメンフィス支局の捜査官ジミー・D・ウィルクス
これまでの情報を見ても糸口が見つけられず、リーチャーはアメリカ陸軍憲兵隊での戦友であり、現在私立探偵をしているフランセス・ニーグリーに協力を求めることに。
第五話:謝罪なし
リーチャーたちはグレイが銃の箱に隠していた鍵を見つけ、彼が遺したクライナー関連の資料を手に入れた。
その結果、クライナーは一度に116頭の牛を買っていること、収入より支出の方がかなり多かったことが納税申告書に記されていたことが判明。
それを見てリーチャーは、「120頭の牛を買えば会社の経営状況をチェックされることを嫌がって、ギリギリのラインである116頭にとどめたこと。」・「マーグレイヴは配送の拠点として最適であるためこれまで貢献してきたこと」と推測した。
通貨偽造を行い偽札を作れば、わざわざ寄付金を集めなくてもよく、たとえ町民や警察が疑っても、彼らを買収してしまえば心配はなくなる。
翌日。
メンフィスに行ったリーチャーは、ニーグリーより
ウィルクスはミシシッピ川の汚染について調べていたが、自宅に押し入ってきた何者かに襲われ殺されてしまったことを聞かされる。そしてウィルクスが撃たれた弾は、ジョーに撃たれたものと同じ9ミリの亜音速弾で、彼も死後に滅多打ちにされていた。
さらにミシシッピ川の汚染原因は、何年か前に解散したクライナー工業の子会社の化学工場が汚染物を垂れ流したからだった。一方ロスコーは、グレイは本当に自殺だったのか、それとも他殺か確かめるべくジャスパーに再度検視を依頼。その結果グレイの頭には、ダイヤモンドで殴打されたことによる傷痕があることが判明した。
ロスコーはダイヤモンドがついた杖の持ち主、つまりグレイを殺した犯人はティールだと確信し殴りかかった。結果地元警察に追われると判断したフィンリーに街から連れ出され、ロスコーはピカードの代わりにハブルの妻子を警護することに。
第六話:紙
ティールたちマーグレイヴ警察は、クライナー殺害事件を捜査をし、
フィンリーはリーチャーと共にクライナー工業に張り込みをしている。
そんな時、クライナーの甥ドーソンがトラックに乗って行くところを目撃。リーチャーたちは車で追跡を開始する。
ドーソンが休憩時にテネシー州のモーテルに入ったタイミングでトラックの中を調べましたが、偽札を積んでいるという予想とは裏腹に空っぽだった。
そこでリーチャーは、ジョーのメモにあった人たちに話を聞いてみようとしたが、
内1名は強盗に遭い殺されてしまったという。リーチャーは急いでニューヨークへ飛び、ほかの協力者であるカスティーリョに会いに行く。そこでカスティーリョたちは、世界規模で流通する検出不能な偽造通貨について調査をしていたよう。
カスティーリョの話によると、世の中に出回っているアメリカ紙幣の80%が100ドル札だが、それは海外で麻薬・武器・人身売買などの闇取引で使われているという。その中でも特に精巧な偽札は「スーパービル」と呼ばれ、国を挙げて製造しているところもあるらしい。
そこでジョーは通貨偽造防止策として、偽札を作るのに絶対に必要となる紙の入手を不可能にするため、ドル紙幣の紙を製造する法的権限を持つ企業を1社に絞ったのだ。
ところが機密情報が洩れ、「スーパービル」がジョージア州のどこかでも製造されていることが発覚。リーチャーは、マーグレイヴで作られた偽札(スーパービル)がベネズエラに輸出されていたと推測する。
一方その頃ロスコーは、隠れ家にやって来た2人の男を撃退。
ハブルの妻チャーリーから、ハブルがクライナーに騙されクライナー工業のマネーロンダリングをしていたことを告白される。
第七話:紙
ニューヨークから戻ったリーチャーは、フィンリーからハブルの親戚であるスティーヴンソンと妊娠中の妻が尋問の末、惨殺されたことをしった。
同じ警察署内で働いているベイカーがクロだと推測したリーチャーは、
彼にわざとハブル家を捜索することを伝える。
その日の夜、ドーソンを含む武装した男たちがリーチャーを殺すべくハブル家を襲撃するも、待ち伏せていたリーチャーによって全員を返り討ちに。
これまで手に入れた情報をもとにリーチャーは推測を始める。
- ハブルがクライナーのために政府から所得を隠したい色んな産業から1ドル札を集める
- クライナー工業の子会社は紙にダメージを与えずに漂白する独自の薬剤を開発し、集めた1ドル札を漂白し100ドル札へ
- その過程で出た汚水がミシシッピ川を汚染していた
- しかし、この結果怪しむ者がおり二度と調べられるようなことはないように
クライナーたちは珪藻土の効果がある動物の飼料を大量に使い、汚水処理を行った - 大量の飼料を手に入れるために州に調べられない程度に牛を購入した
翌朝、リーチャーとフィンリーは2人目の被害者であるジョブリンの家を再度調べようとしたが彼の家は燃やされてしまっていた。ところが、ジョブリンの両親の家に隠された箱の中に大量の偽札を発見。リーチャーたちはピカードに知らせに行く。
その道中、ニーグリーから連絡が入りウィルクス殺害事件の捜査をしたFBI捜査官のニットモこそ、彼を殺害した犯人だったということが判明。
ところがニットモは3年前に癌で亡くなっており、彼の相棒はまだ現役でアトランタ支局にいるという。そしてその相棒の名前は、ピカードだった。
第七話:パイ
ピカードはフィンリーに、昔の相棒にクライナーたち通貨偽造団を守る仕事を金で頼まれたことを明かす。さらにピカードの仲間(クライナーの息子のKJ)は、ロスコーとハブルの妻子を人質に取り家族を守るために逃げたハブルを捜してくるよう、リーチャーは要求される。
リーチャーは、ベネズエラの犯罪組織はクライナーから大量の偽札を買うはずだったが、沿岸警備隊の取り締まりが強化されたことてしまったこと・仕事を軌道に戻すためにマーグレイヴに殺し屋を送り込みましたが、事態はさらに悪化していることを推理し始める。
これに対しKJは、「親父にはこの作戦を構築することは出来ても、やり遂げる度胸がなかった」としてベネズエラの殺し屋のやり方を真似して自分が父親を殺したと告白する。
重ねてKJは、ジョブリンもスティーヴンソン夫妻も、そしてジョーも殺したのは自分だと自白する。それを聞いてリーチャーは、ジョーたちを撃ったのはKJ、その死体を甚振ったのはドーソン、ジョーの遺体を段ボールで隠したのはモリソンだと推測する。
リーチャーは逃亡者の心理から、ハブルの居場所もすぐに特定することができた。特定した場所へ向かう道中、リーチャーは一瞬の隙を突いて、見張り役のピカードを撃つ。リーチャーはハブルを見つけてマーグレイヴに戻る。
その道中、ハブルは以前沿岸警備隊の取り締まりが終わり偽札輸送が再始動する前に逃げなければと思い、通報窓口にメッセージを残して免責と引き換えにジョーと連絡を取り合っていたことを明かす。
マーグレイブに戻ったリーチャーは署を襲いフィンリーを救出。ハブルとニーグリーを仲間に加え、クライナー工業の工場を襲い放火する。
KJの手下たちが消火するのに躍起になっている隙を突いて、リーチャーたちは工場内に忍び込み銃撃戦を仕掛ける。
フィンリーは襲ってきたピカードを返り討ちにし、ロスコーはティールを射殺。
リーチャーはKJとの一騎打ちを制し、彼を火炙りに。
事件解決後、
ニーグリーはシカゴに戻り、フィンリーはロスコーを手伝った後に、事件の捜査中に救った犬と共に人生をやり直そうとボストンに戻る予定だ。
ロスコーは自分の祖先がつくったマーグレイヴを立て直すべく、町長に立候補するとリーチャーに語る。リーチャーはフィンリーと共に、マーグレイヴに来た時に食べ損ねたピーチパイを食べ、数少ない持ち物の中の勲章をジョーが殺された場所に置いて立ち去った。
感想
この作品を見て最初に驚いたのがアラン・リッチソンが演じるリーチャーの身長でした。他の登場人物と比べても身長差が大きく、実際に出会ったら怖いもの見たさでチラチラ見てしまうかと思います。
そんな反応は作中でも見られ、リーチャーの屈強さに驚き目で追ってしまうシーンも。
また最終的に協力関係になったフィンリーたちですが、最初は警察と事件の容疑者のため出会い方が悪くギスギスした関係でした。
ですが話が進んでいくにつれて、お互いに自分の辛い過去を打ち明け徐々にチームとして戦友として信頼していくようになりました。特に顔を合わせれば口論してばかりだったリーチャーとフィンリーが、まるで相棒のように行動したり軽口を言うになっていく過程はとても面白かったです。
またこのドラマでは、現実パートとリーチャーが家族との思い出を回想するパートが描かれています。その中でリーチャーと兄の関係性・リーチャーが正義のために動く礎になったことも紐解かれていきます。