クリスマスツリーのオーナメントにはそれぞれ意味がある!

毎年クリスマスシーズンが訪れると、街の様々な場所でクリスマスツリーを見かけますよね。
皆さんの自宅でも、クリスマスツリーやリースを飾る所も多いのではないでしょうか。

 

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そんなクリスマスといえば、必ずと言っていいほどツリーやリースに様々なオーナメントをつけています。
見ていると楽しい気分になるオーナメントですが、それぞれどんな意味や由来があるのでしょうか?

今回は、クリスマスオーナメントの意味や由来についてまとめました。

 

 

 

クリスマスの飾りの意味とは?

トップスター

クリスマスツリーの一番上に、飾られている星型の飾りをトップスターと言います。
このトップスターは、キリストの誕生を東方の三博士に知らせた「希望の星」からとったようです。


キリストの誕生を知らせたこともあり、人々を導くような大きい星は縁起が良いとされ、クリスマスツリーの頂上にあるそうです。

 

クリスマスベル

クリスマスベルは、キリストの誕生日を知らせるための喜びの音のベルという意味があります。

そのことから、お店で売られているベルの飾りの中にも、天使とセット販売されていることもあり、天使がベルを持ってキリストの誕生日を知らせる役目がある事が元になっています。

加えてベル自体にも、魔除けの効果があるため使われているそうです。

 

オーナメントボール

最近では、金属性メッキのボールが定番化していますが、それまではリンゴを飾る所もありました。
リンゴは、幸福や豊かな実り等の願いが込められて、ツリーに飾られるようになりました。このオーナメントボールも、リンゴに見立てて飾られています。

 

靴下

この靴下は、聖ニコラウスが貧しい家の子供たちを助けるため、窓から金貨を投げ入れたところ、暖炉近くにあった靴下の中に偶然入ったという、サンタクロースのモデルになった話がモチーフになっています。

 

 

 

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クリスマスリースの意味とは?

次に、玄関先やお店のドアに飾ることもあるクリスマスリースについてです。
まず、クリスマスリースの飾り付けに使われているリボンは、永遠の絆で結ばれますようにという願いが込められているようです。


さらに、飾り付けられることがある松ぼっくりやどんぐり等は、豊作の願いが込められていたことが由来していると伝えられています。

 

クリスマスツリーは何故もみの木を使うの?

クリスマスツリーに使われる樹木として、1番最初に思い浮かぶのはもみの木ではないでしょうか?
クリスマスにもみの木をツリーとして飾るのは、もみの木が常緑針葉樹だからです。

様々な諸説がありますが、
厳しい冬が訪れる土地でも葉が枯れて落ちることなく、色鮮やかな緑を楽しめるもみの木は、昔から強い生命力の象徴とされ、クリスマスツリーとして使われた説があります。

長く飾り付けるからこそ、オーナメントや葉を落とさない頑丈な木であったもみの木が選ばれたのかもしれません。

またほかにも、創世記でアダムとイヴが口にしてしまった知恵の実であるリンゴの木の代用としてもみの木にオーナメントを飾り始めたことや、
中世のドイツではもみの木に小人が宿っていて食べ物や花を飾ると人に力を授けてくれると信じられており、このこともクリスマスツリーにもみの木を使うようになったこともあります。