ふわっと感? 浮遊感が苦手な原因調べてみた

皆さんはジェットコースターは好きですか?
私はスピードが速い所は好きなのですが、あの独特な浮遊感が苦手です

 

 

そこで今回は、あの浮遊感の苦手な原因を調べてみました!

ちなみに、生理学的に女性よりも男性のほうがジェットコースターが苦手という傾向があるようです。

 

あのジェットコースターの浮遊感はなぜ?

浮遊感は、無重力や重力といって体が軽くなってふわりと浮く感覚です。ジェットコースターで感じる浮遊感は、実はエレベーターや飛行機で経験する微妙な感覚と同じ原理から発生し、これには、2つの要素が関係しています。

 

①マイナスGによる内臓の動き

ジェットコースターでの「内臓が浮く感じ」は、マイナスGが原因です。
G値は重力加速度を表す単位で、通常、重力は物体を地面に引き寄せる力を持っています。

ジェットコースターが急降下する際、マイナスの重力が働き乗っている人の体は一時的に無重力状態に近い状況になります。

 

しかし、私たちはあまり意識していませんが日常の中で重力に対して踏ん張っています。それによって内蔵も重力によってお腹の下にたまってしまわないように筋肉等で支えられています。しかし、重量が減っても筋肉はそれに対応できず、上記のようにジェットコースターで無重力状態になってもいつも通り内蔵を持ち上げようとし、「ふわっと感」を感じることになります。

 

②三半規管の影響
さらに、ジェットコースターの浮遊感は三半規管に大きく関わっています。三半規管は平衡感覚を保つための器官で、これにより体のバランスが保たれています。

 

しかし、ジェットコースターのような上下左右に予測不能な動きをするものは、目や耳が情報処理を追いつかないことがあります。その時に、体が感じる感覚と視覚や内耳からの情報処理ができず、結果として浮遊感を強く感じることになります。

 

NG行為

次にふわっと感を耐えるためにやってはいけない行為の紹介です

①目を閉じないようにする

まず苦手な人がよくやりがちな「目をつぶる」。これはNGです。
目をつぶってしまうと、行き先が見えない恐怖感や、乗り物酔いまで引き起こしてしまう可能性があります。

目をつぶると、次どうなるかが全然分からないのでとっても怖いですね。

 

②ジェットコースターの一番後ろの席はNG

一番後ろに座ると急降下するときに最速のスピードになってしまい、前の席に比べて重力の負荷を受けることになります。
そのため座るときにはなるべく前に座るほうがいいですよ。

また、人は情報の7割を視界から受け取っていると言われます。
そのため前方だと落ちるところ、レールがこのあとどうなるのかを見ることができるので少しは今後の動きが予想できますね

 

ジェットコースターに乗ったときに試して欲しい3つのこと

①呼吸を意識する
「ふわっと感」を軽減させる方法として有効的なのが、鼻呼吸をすることです。
急降下の前の登っているところで腹式呼吸のように口から大きく呼吸し、下りになったら鼻から空気を少しずつ出すように腹に力を入れると軽減することができます。

 

②大声で叫ぶ
大きな声で叫ぶことによって、自然と深い呼吸をするようになります。その結果、体内に酸素がたくさん取り込まれるので多少は落ち着くことができます。(ストレス発散にもいいですよ!)

 

③姿勢にも注意
マシンが急降下するときはしっかりと、あごを引くようにしましょう。
こうすることによって、自然とお腹に力が入り姿勢がよくなるのであのふわっと感を抑えることができます。

あごを引くときはただ単に下を向くのではなく、頭を後ろに引っ張られるようなイメージで引くようにするとより効果的です

 

どうでしたか?
これでジェットコースター系の克服になればいいですね!